すべてのモノは、時間とともに劣化します。消火器も例外ではなく、たとえ一度も使っていなくても年月が経つと劣化していきます。 圧力容器である消火器は、設置環境や管理状態が悪い場合は、なおいっそうの注意が必要です。 消火器には、安心して使用できる期間または期限が設定され、本体に警告表示として明示されています。 イザという時に万全の働きができるよう、使用期限内の“疲労していない”消火器を常備することが大切です。
消火器は、消火薬剤の放射に必要な高圧力に耐えられるよう、国の定める規格により製造されています。 しかし、使用期限が過ぎた古いものや、期限内でも腐食したり、キズ、変形があるなどの“疲労した”消火器は、その強い圧力に耐えきれず破裂することがあります。 訓練に“疲労した”消火器を使ったために、本体が内部の「加圧ガス容器」の圧力に耐えきれずに破裂し、残念ながら人身事故に至ったケースも報告されています。“疲労した”消火器は、たとえ訓練でも決して使わないでください。また自分で分解したりすることもおやめください。
消火器の耐用年数は、「製造物責任法(PL法)」により、各製造メーカーの設計思想に基づき安心して使用戴ける期間を、「消火器本体」や「パンフレット」に表記されています。 その年数を過ぎた消火器はもちろん、耐用年数内であってもサビ、腐食、変形、キズがある消火器は強度上危険です。


以上のチェックポイントに問題のある消火器は、疲労しています。
絶対にレバーを握らず、乱暴な扱いをしないで専門業者の点検を受けて、その指示に従ってください。
(安全上支障がなく使用することができる標準的な期間)
があります。